アーティスト<平成29年度>

【参加アーティスト】清水陽介

清水陽介
1974年生まれ。
静岡県島田市出身。島田市在住。
22歳から絵を描き始める。
「Gallrey be one」(京橋、1998)、
「渋谷アートラボ」(東京、2005)、
「ARTあんえっとん」(静岡県焼津市、2017、
「無人駅アートルネッサンス」(静岡県島田市、2016)
など参加多数。
<今回作品名>
『花 蛇 ヌケガラ』
その昔氾濫する大井川を鎮めたのは大井神社におまつりされている白蛇だったという伝説がある。
うねうねと蛇行して流れる大井川全体もまた、大蛇のようにも見える。
福用駅の一室を地元の方に譲り受けた茶袋で表現した蛇の部屋とし、蛇を高貴な存在として迎え入れるために駅舎全体を花で飾った。福用駅にやってきた蛇は大井川の化身であり氾濫を鎮める鎮魂の象徴である。
自然への畏敬の念と生活に寄り添い続ける大井川の存在を感じる作品

『ゴカク』
大井川鉄道五和駅は、地元コミュニティの方々が季節に応じたおもてなしの取組を行う無人駅。
この時期は「合格駅」として受験合格祈願の仕掛けを様々に行っている。
この元々の取組をアートの表現でさらに後押ししようと、五角形の木の板に清水独特のカラフルなドット(点)を描き駅舎に散りばめる。
ドットの下には様々な漢字一字が潜む。
魂を込めるように何万ものドットを打ち込みコミュニティの温かな取組をさらに昇華させる試み。

『花 蛇 ヌケガラ』(福用駅)

『ゴカク』(五和駅)

<作品設置駅> 五和駅・福用駅

<過去作品名及び制作年>
tunagari.つながり/2017

-アーティスト<平成29年度>

ブログ:縫い合わせ日誌

サポーター募集

twitter