NAKAZAKi Tohru
1976年茨城生まれ。美術家。武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程満期単位取得退学。現在、茨城県水戸市を拠点に活動。言葉やイメージといった共通認識の中に生じるズレをテーマに自然体でゆるやかな手法を使って、看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、形式を特定せず制作を展開している。展覧会多数。2006年末より「Nadegata Instant Party」を結成し、ユニットとしても活動。2007年末より「遊戯室(中崎透+遠藤水城)」を設立し、運営に携わる。2011年よりプロジェクトFUKUSHIMA!に参加、主に美術部門のディレクションを担当。
〇URL:http://tohru51.exblog.jp/
<今回作品タイトル>「Tea Factory Ballade」
会場となる茶工場について尋ねたインタビューの言葉と、建物の中に残された物を素材に、その場所や人についての小さな物語を編む。住居や家畜小屋も含むツアー型のインスタレーション作品を展開。
〇作品設置場所:福用駅徒歩5分の旧大池家(島田市福用203-2)
「看板屋なかざき」(2014年)
photo:OYAMADA Kuniya
「Like a Rolling Riceball」(2017年)
photo:ECHIGOYA Izuru
展覧会風景『halftime』(2017年)
photo:YANAGIBA Masaru