島田慎太郎
1981年生まれ。
静岡県焼津市出身。島田市在住。建築家。
+DArchitechs代表。建築家としての活動だけでなく里山保全活動も積極的に行う。
「無人駅アートルネッサンス」(静岡県島田市、2016)
1981年生まれ。
静岡県焼津市出身。島田市在住。建築家。
+DArchitechs代表。建築家としての活動だけでなく里山保全活動も積極的に行う。
「無人駅アートルネッサンス」(静岡県島田市、2016)
小柳津直二
造園という生業を通して『竹』という素材の魅力に触れる。
「夜の茶会を演出する」という依頼を切っ掛けに、各地で作品を出展。
藤枝市を中心に活動。
造園という生業を通して『竹』という素材の魅力に触れる。
「夜の茶会を演出する」という依頼を切っ掛けに、各地で作品を出展。
藤枝市を中心に活動。
<今回作品名>
『やどる』
『やどる』とは、侵入し、とどまる。
同時に、新しい命が生まれるという意味も含む。
古今和歌集では「木にもあらず草にもあらぬ竹のよの、端にわが身はなりぬべらなり」と詠まれた。
木でもなく、草でもない不思議な植物である『竹』は、古来より私たちの暮らしに密接に関わってきた。
しかし今、竹は暮らしの中から姿を消した。
その結果、里山の竹林は放置され、生態系が荒れている現実がある。
現代人の心のように…。
現代では、蜘蛛の巣のようながんじがらめの固定観念や、便利さの裏側にある窮屈さを抱えて誰もが生きている。
だがしかし、我々の生活に古から根ざした竹で編む蜘蛛の巣のようなこの作品には不思議な生命力と新たな精神がやどっているかもしれない。
とどまり、生まれる。静止と再生の過程を味わう作品。
<作品設置駅> 抜里駅